医療法人社団 芳佑会 高柳クリニック

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がん遺伝子診断・治療

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超早期診断

現在、一般病院での検査で直径5㎜以上の大きさのがんは発見できるが、5㎜以下、しかも無症状期ではほぼ診断不可能なのが現状である。CTやMRIで発見できるがんの最小単位は10の9乗個(10億個)で直径10㎜、重さ1gということになる。しかし同院で、実施しているCanscan診断法は、「がん化」に関する遺伝子変異を調べ、画像診断の限界である6~10㎜以下のがんを発見することができる。がんの超早期診断が可能であり、早期発見されれば高い確率で完治できる。

Canscan診断法

がんが小さく肉眼で識別できなくても、血液、痰、便、尿には微細ながん細胞とがん細胞からの突然変異遺伝子DNAや、がんたんぱく質が存在する。これをDNAチップとたんぱくチップ、リアルタイムPCRなど発達した分子遺伝子学的検査を利用すると、がんの超早期診断が可能となる。さらに代表的遺伝子変異の検査も行う。がんは多数の遺伝子異常によって発生し、同じ種類のがんでもそれぞれ異常遺伝子が異なるため、正確に診断するためには、現れる変異遺伝子を全て同時に検査することが重要だ。

がん関連遺伝子異常を一気に検査することで、診断正確度を極大化させるのがCanscan診断法。PETやCTでも発見できない「前がん状態」の細胞の存在と部位の特定が可能となった。この診断法を活用すると健康な状態で、画像に写る前にがんの存在を確認できるのである。さらにもう一つの活用法として、がん手術後のがん残存の確認検査としても有用である。肉眼的には取り除けたとしても、細胞レベルでの確認はできないのが現状である。

同診断法は組織検査を行わず、体液から簡単にがんを診断できるのが特徴。一般病院で測定する腫瘍マーカーは6個であり、全体のがんの30~40%を診断する。同診断法では25項目のがん抑制遺伝子、9項目のがん抑制遺伝子の突然変異、61項目のがん遺伝子、12項目の腫瘍マーカーなど計100項目以上の遺伝子を同時に検査。診断の正確度は90%以上となる。

オーダーメイド遺伝子治療、遺伝子の運び方

ベクター(運び屋)としてリポゾーム(脂肪球)の中に健康な遺伝子をいれ、安全に標的とするがん細胞に運ばせる方法をとっている。6つの方法で直接がん細胞を死滅させる。

① 白血球増加因子2日連続注射 ② 白血球分離採血(白血球層約200cc確保) ③ スーパーNK細胞治療12回(週2回)④ 樹状細胞ワクチン治療2回(治療開始第4週、6週目) ⑤ DNAワクチン、サイトカイン6回(1回/2週) ⑥ p53+FUS-1+TRAIL+IL24 、6回(週1回)。

抗がん剤を有効に活用したい時に遺伝子検査をするとよい。P53、Her2、Bcl2などの遺伝子に異常が見つかると抗がん剤の効果はない。よって効果のない症例に抗がん剤を使用するという無駄がなくなる。遺伝子診断をもとに抗がん剤を選択すればより効果的な治療が可能となるのである。


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